重厚な木製のドアを開けると・・そこは、日常とはまったく違う!空気が張詰めて〜昼夜にもかかわらず、店内は外よりずっと暗く、煙草の煙が漂う中に、 マッチを擦った灯りが、ここはオレ(常連客)の席だ!と斜に構えた、彼の横顔を映し出す。
しかも、生演奏を彷彿させる!大音量の大型スピーカーの強烈な音圧は、後ずさりさせる程の体感と威圧感で「出直して来い!」と云わんばかりの敷居の高さ↑。

 加えて、スピーカーからのサウンドを最優先に配置された座席は、斜め向きで〜テーブル脇の僅かな隙間を、暗さにやっと〜慣れてきた視力を頼りに・・・マイルスのミュートのもっと前に座れよ!と言わんがばかりに手招きする音色に吸い寄せられるやうにフラフラとつまずきながら↓逆るにさがれず〜カニのやうに横向きに←O→

 恥ずかしい話・・・これは僕のはじめて?のジャズ喫茶(バー)の洗礼を受けた頃の実感であり、自分も含め〜多くの人達はジャズの看板を掲げる店のイメージは、こんな感じかも?しかしジャズを真面目に対峙して聴くには、これはこれで正統派だと思う。当店の入り口(40/30はなんとガラス製自動ドア?)やテーブルの配置こそ、違えど〜レコードを廻す、土曜日やライブの夜はリベンジ〜実践!して居りま〜す。

 とぁ云っても、昨今〜ジャズはBGM的(小音量)に?ほとんどの飲食店やお洒落なショップ・書店など・・・あらゆる場所で耳にする?それどころか、TVで使われると〜リバイバル・ヒットするくらいだ!確かにジャズは様々な民族音楽のエッセンスを巧みに取り込んで進化し〜音楽として完成度は非常に高く、独特な三拍子のビ〜ト感は今流行りの「ゆらぎ」に通じる心地よさ?を含んでいるのかも。僕は本屋で立ち読みしてると〜思わず体が揺れだして辛抱できなくなってレジまで〜ダン。スウィング!

 ただ、当店(cafe JAZZ 40/30)も・・店名にジャズと名乗っている以上・・
ウィークday(営業時間は〜ランチから〜→暗くなる迄?)でもカフェ〜ミュージックじゃない!!! ちょっと〜小話とアルバム紹介?TPOにあった、本物の ちょっと〜小話とジャズボ〜カルジャケ紹介?お洒落なジャズは紹介したい!!!

 たとえば・・・初冬に西日の暖かさを体感しながらの夕暮れどき(40/30は入り口・西側は前面ガラスで〜冬場は西日がサンサン?)・・・故人ステファン・グラッペリーの優雅なバイオリンをフューチャーした、おふらんすの弦楽ジャズでお楽しみ下さい。
       
2004 11/18 ボジョレーヌーボーの香り〜〜を愉しみながら・・・     
 世界最高峰のギタリスト/ジャンゴ・ラインハルト。
これまた世界最高峰のジャズバイオリンのステファン・グラッペリー
 ちょっと〜小話とアルバム紹介?
 ちょっと〜小話とジャズボ〜カルジャケ紹介?